ホワイトエッセンス
御茶ノ水デンタルクリニック

東京、千代田区、神田のウイルスから歯を守る歯医者

ホワイトエッセンス御茶ノ水デンタルクリニックの

院長の太田です。

 

歯磨き・口腔ケアをするとウイルス感染を

防止ないし減少させることができるのか？

感染症領域で注目されている事！！！

 

少し前の文献になりますが

日本歯科医学会誌　2006年3月号

特別企画

「健康な心と身体は口腔から」

高齢者呼吸器感染予防の口腔ケア ―

阿部 修，石原 和幸，奥田 克爾，米山 武義

 

この内容によると２００３年９月から

２００４年３月までの６か月間で

１週間に１度

 

歯科衛生士による徹底的なブラッシングを行った人たちと

自分自身で普通に歯ブラシをした人たちを比べたところ

 

この６か月の間で

プロによるブラッシングを行った人たちの

インフルエンザ発症率がそうでなかった人たちに比べて

 

１０分の１であった！！！という

 

驚くべき結果が報告されています。

 

 （モリタ　デンタルプラザ　参照）

インフルエンザウイルスが人の細胞に侵入する際に、

HAという糖たんぱくが必要なのですが、

お口の中やのどにいるバイキンや歯周病菌には、

このHAを活性化するプロテアーゼという酵素を産生するものがあり、

 

 

これがインフルエンザウイルスの感染を

手伝っている可能性があると言われています。

 

手伝うとかしなくて良いし！！

 

ですので、

お口の中を徹底的にブラッシングして清潔にしておくことは

ウイルスの感染防御と言う点では有効なんです！

 

 

もちろん、

全てのウイルスや新型コロナウイルスに効果があるかと言うと

完全に防げるわけでは無いですが、

自分自身の健康を守る上ではやっておいて良い事の一つだと思います。

 

それでなくても

歯周病菌は心筋梗塞、狭心症、糖尿病、動脈硬化、

女性では早産、低体重児出産のリスク因子になると

言われていますので、

日ごろから気を付けたいですね。

 

 

また、唾液が少なくなると、のどが乾燥して粘膜があれてしまい

感染しやすくなると言われていますので、まめに水分補給をして、

マスクでお口の中の湿度を保ち、

そして、ゆっくりと時間をかけて

よく噛んで食べることがとても大切です。

 

そして、口腔ケアを行う事で唾液分泌を促す！！

これが大事ですね。

 

まずは自分自身でしっかり歯ブラシ、たったこれだけで感染防御になるなら

簡単ですね。

歯ブラシで自分の健康を守っていきましょう！

歯ブラシのコツは、「歯と歯ぐきの間の入り込んでいる細菌をさらさらと掻き出すイメージで歯ブラシを小刻みに横に動かす」、

もし余裕があれば

「歯と歯のすき間には歯間ブラシやデンタルフロス、糸ようじを使う」、

「舌ブラシを使って舌の奥から手前に向かって

軽くこするように舌の表面を軽く磨くこと」

舌の表面にはたくさんのバイキンが住み着いています。

 

是非やってみてください。

 

インフルエンザウイルスや他のウイルスからの感染予防は

病院で早めにワクチン注射をすることと

ブラッシングの徹底を行うことで，予防効果が高まります。

 

 もちろん、ホワイトエッセンスでのクリーニングは

それ以上の効果が期待できそうです。

 

 

定期的なお口の中のクリーニングを行う事によって

感染リスクを最小限に抑えていきましょう。

 

 

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