ホワイトエッセンス
御茶ノ水デンタルクリニック

千代田区淡路町、小川町、の歯医者のホワイトエッセンス御茶ノ水デンタルクリニックの院長の太田和秀です。

今日はスポーツ用のマウスガードのお話です。

スポーツマウスガードの話の中で大事なのは、外傷から歯や顎の骨を保護すると言う面からとても大切です。

アメフト、ラグビー、ボクシング、サッカーなどコンタクトスポーツ以外でも、スポーツ全般で必要なのです。

しかし、そもそも噛む事の大切さも知っておいてください。

噛む力の違いが脳活性に影響を及ぼすと言われています、噛む力が上がると筋活性が上がると言われています。しっかりと噛む事で脳は元気になるのですね。

また、噛み合わせとバランスとの関係では抗重力筋と呼ばれる筋肉は身体の腹側にあり、姿勢を保つのにも関係していますが、おもに、足の筋肉が関係しています。

お口の周りでは
咬筋、側頭筋と言う噛むための筋肉が実は重要なのです。
さらにマウスガードを、使って噛んだほうがバランスが良くなることが研究で分かってます。

「噛み締める」と言うとあまり良くない言葉に聞こえます。

普段なら、余計に噛みしめることで頭痛がしたり、顎が痛くなったりします。料理をしている時、お掃除、アイロンがけ、悩んでいる時、イライラしている時など、つい噛みしめる事が多いですが、これは、良くないです。
普段の生活の中で噛み締めているなら、すぐに、歯と歯を離してくださいね。
同じような現象でスポーツ時に噛み締めている時があるのですが、
それをスポーツクレンチングと言います。
クレンチングとは
「噛み締め」のことを言います。
特に無視意識での噛み締め、食いしばりをクレンチング症候群とも言います。
スポーツクレンチングはマウスガードを使用しての噛み締めなら問題は少なくなります。

スポーツクレンチングの4つのポイントとしては
1.身体のバランスの安定
2.頭部を固定し姿勢を安定
3.筋力の向上
4.怪我の予防

スポーツによっては噛み締めないほうが結果が良いスポーツもあります。

重量挙げの選手は噛みしめることで力が出ます、
ただし、100m走の場合はスタート時以外では噛み締めないほうが結果が良いです。

また、面白い話があるのですが、
ガム咀嚼とストレスと言うと話し。

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれていてとても、大事なホルモンですが、セロトニン神経ホルモンは咀嚼によって増加すると言われています。
ある実験があるのですが
「満員電車とストレス」
と言う試験では満員電車の中でミントガムを5分間噛んでもらったグループは他の噛んでいないグループに、比べてストレス度が50%軽減したと言う結果があります。

極度に緊張した場面ではガムを噛むことでリラックスする事ができます。
そのような場面では積極的にガムを噛むことをお勧めします。

最後に皆様にこれだけは気をつけて欲しいポイントをお伝えしますが、

スポーツショップで売っている様な自分で作るものは使用しない事です。

合っていない場合が多く、顎関節症という顎の痛みや顎のカクカク音など、口が開かなくなってしまったりしますので、これだけはやらないように。

歯科医師に相談の上、自分だけのオリジナルの物を作成してもらって下さい。

ホワイトエッセンス御茶ノ水では無料カウンセリングを受け付けております。ご希望の日時をお知らせ下さい。皆様の笑顔の為に全力を尽くします。
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