マイクロスコープを、使用した根管治療最前線
千代田区神田、小川町、の歯医者のホワイトエッセンス御茶ノ水デンタルクリニックの院長の太田和秀です。
昨日、そして、本日と東京歯科大学同窓会学術セミナーが、開催されております。
学術委員として同窓の歯科医の先生方や他大学卒業の歯科医師の先生方の受講のお手伝いをしています。
今回のセミナーは東京歯科大学歯科保存学講座の古澤成博教授による実習付きのセミナーです。
御茶ノ水駅付近の東京都文京区本郷の株式会社ジーシー、GCコーポレートセンターの実習室を使用してのセミナーです。
ここの設備、機器は素晴らしいです。大学並みに設備が整っていて、綺麗で、使いやすいです。
20-30人くらいまでなら対応できますね。
歯内療法、いわゆる、エンドにおける最近のトピックスと言えば、先ずは材料、機械、機器の進歩ですね。Ni-Ti ファイルの進化と応用、今、話題の歯科用コーンビームCT(CBCT)をはじめとするデジタルイメージングの進化と発展、そしてマイクロスコープによる精密て正確な診査、診断応用です。
日常臨床における歯内療法、根管治療、処置では、今までの方法に比較しマイクロスコープを応用して処置を行った方が、確実に成功率が高くなると言われています。
また、今までの歯科医院でのエックス線写真のみでの診断の下、見えない中を治療する手探りの処置では保存不可能であった歯をコーンビームCTを、使用する事 によって立体的、3次元的に診断し、正確、精密にマイクロスコープを用いて明視下で確実な処置を行うことによって、歯を保存することが可能となりました。
歯科領域にマイクロスコープが導入され、直視下で処置を行う試みがなされるようになってから、すでに20 年以上が経過しています。
今までの見えない根管の手探りでの治療を行わなければならなかった領域に、処置精度の向上につながる視覚強化(Visual enhancement)の一手段としてマイクロスコープが導入されたことは、歯科医学の進歩に大きな貢献しています。
2016年の歯科保険改正において、コーンビームCTでの診断下、マイクロスコープを用いた歯根端切除術が先進医療から保険に導入されたのに加え、樋状根4根管歯における加算算定もできるようになり、一般の歯科医院を開業する臨床歯科医師に対して歯内療法根管治療におけるマイクロスコープの活用が、より身近になってきました。
しかし、この様な精密で正確な治療は歯科保険診療では行えません。本来、保険点数が設定されている治療に、関しては自費診療が認められていません。
どんなに精密で自然なセラミックを入れたとしても、歯の根の治療がいい加減では、将来的に長く歯を保存することが難しく成ります。
今日は受講生のお手伝いをしながらもしっかり、学んで、明日からの臨床に役立てていきたいと思います。
ホワイトエッセンス御茶ノ水では無料カウンセリングを受け付けております。
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