インプラント後、食事できるまで何日？御茶ノ水で知る正しい回復プロセス

インプラント治療は、「しっかり噛める人生を取り戻したい」と願う方にとって、非常に頼れる治療法です。しかし、実際に治療を受けるとなると、こんな不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

「インプラント手術の後、食事はいつからできるの？」

「硬いものは、いつから食べられるの？」

「どんな食事をすれば、傷口の治りが早くなるの？」

この記事では、御茶ノ水デンタルクリニックの院長が、実際の臨床経験をもとに、インプラント後の正しい食事再開のタイミングと注意点を詳しくお伝えします。治療を検討中の方にも、これから手術を受ける方にも参考になる内容です。

【1】インプラント後、いつから食事ができるのか？

▶ 手術当日は「無理に食べない」が基本

インプラント手術後は麻酔がしばらく効いています。感覚が戻っていない状態で食事をすると、誤って唇や頬の内側を噛んでしまう危険性があります。そのため、手術当日の食事はなるべく控える、またはスムージーや常温のおかゆ・スープなどの柔らかい食事を軽く摂る程度にしましょう。

また、傷口に刺激を与えると出血や痛みが出る可能性もあります。

🔸手術当日は「麻酔が切れてから、できるだけ刺激の少ない食事を少量摂る」が安全。

【2】手術翌日〜3日目：まだまだ柔らかいもの中心で

この時期は、まだ傷口が安定していないため、噛まずに食べられるものが理想です。

おすすめの食事例：

• 常温のプリンやヨーグルト

• 卵がゆ、雑炊、豆腐

• 具なしのスープやポタージュ

ここでのポイントは、温度と硬さです。熱すぎる・冷たすぎる食事は傷口を刺激しますし、噛む必要のある食事は避けましょう。

✅特に初めの3日間は「インプラントが骨に馴染む」非常に重要な期間。無理に噛むと腫れや痛みがぶり返す恐れもあります。

【3】4日目〜1週間：徐々に“噛む練習”を再開

術後の経過が順調であれば、少しずつ噛む動作を取り入れた食事へ移行可能です。

とはいえ、インプラントを埋入した側ではなく、反対側の歯で噛むようにしましょう。術部に負荷をかけると、炎症やインプラント体の動揺を招く可能性があるため注意が必要です。

おすすめの食事例：

• やわらかめの白身魚や煮込み料理

• 卵焼き、クリームシチュー

• 湯通しした野菜など

【4】2週間〜1か月：通常の食事に少しずつ戻す時期

術後2週間を過ぎると、腫れや痛みもほぼ落ち着いてきます。この時期からは、徐々に普段の食事に戻していけますが、「インプラントを埋入した場所ではまだ噛まない」ことが重要です。

また、硬すぎる食材（せんべい・ナッツ類・スルメなど）や粘着性のある食材（お餅・ガム）は厳禁です。インプラント体が完全に骨と結合するのには約3〜6ヶ月かかるため、それまでは過剰な力を加えないことが長持ちの秘訣です。

【5】よくある質問（Q&A）

Q：手術の後、痛みで食欲が出なかったらどうすればいい？

A：無理に食べる必要はありません。栄養補助飲料やスープを少しずつ摂るだけでも大丈夫。睡眠と水分補給が回復を助けます。

Q：アルコールや刺激物はいつからOK？

A：最低でも1週間は避けてください。血流を促進してしまい、出血や腫れがひどくなる可能性があります。

Q：インプラントの上に被せ物を装着した後も注意が必要？

A：はい。被せ物を入れた後も、いきなり硬い食事を摂るのではなく、段階的に負荷をかけていくことが重要です。調整が必要なケースもありますので、定期的な通院を忘れずに。

【6】御茶ノ水で安心のインプラント治療を受けるなら

当院・御茶ノ水デンタルクリニックでは、25年以上のインプラント治療経験をもとに、患者さま一人ひとりに合った回復プロセスと食事指導を丁寧に行っております。

✔ 手術の前後には、食事内容のアドバイスやお食事リストをお渡ししています。

✔ CT診断（外部委託）でしっかりと骨の状態を分析し、無理のない治療計画を立案。

✔ 通院が難しい方にも電話・LINEでのアフターケア相談が可能です。

🦷「治療して終わり」ではなく、「噛める幸せ」を長く保つために。御茶ノ水で、本当に信頼できるインプラント治療を。

【7】まとめ：インプラント後の食事、焦らず“段階的に”

焦らず、正しいステップを踏むことが、インプラント成功への近道です。

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